PDFはこちら
【鳩山氏「米朝会談実現に協力を」】(東京新聞 2/9)
【プリンストン=赤川肇】鳩山由紀夫元首相は八日、米東部ニュージャージー州のプリンストン大学で講演し、核・ミサイル開発を続ける北朝鮮に「最大限の圧力」を唱え続ける安倍晋三政権を批判し、「日本の指導者がすべきことは米朝会談の実現に向けた条件整備への協力だ」との見方を示した。
米大学で講演 安倍政権を批判
北朝鮮に圧力をかけ続けるだけでは平和的解決は望めないと主張。北朝鮮が核・ミサイル開発を凍結し、米国と韓国が合同軍事演習を中止することが「米朝双方がのめる一つの条件だ」と述べ、中国やロシアの提案を支持した。
講演は「東アジアにおける平和と繁栄のための日本の役割」と題し、学生や地元住民ら約百人を前に英語で話した。