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新外交イニシアティブ(ND)主催
安保法制を問う―国際社会の現状から考える日本の取るべき指針―
参議院では安全保障関連法案の審議が本格化しています。法案に慎重な意見も多く、合憲性も大きく問われる中、安倍政権は今国会で法案の成立を目指しています。政府は集団的自衛権行使の具体例として、繰り返しホルムズ海峡封鎖について言及しており、また、ISIL(「イスラム国」)への武力行使も法文上は可能です。
安全保障法制を検討するためには、国際情勢の現実を踏まえた議論が必要です。そこで、本シンポではこの間の議論で明らかになった法案の問題点を振り返るとともに、外交・安全保障上の視点から、国際情勢の実状を踏まえた安全保障法制のあり方について掘り下げます。
- 日時
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2015/09/08 Tue.17:30開場
18:00〜19:30
- 会場
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参議院議員会館 講堂
東京都千代田区永田町2丁目1‐1
- 最寄り駅
・永田町駅(東京メトロ有楽町線、半蔵門線、南北線)
・国会議事堂前駅(丸ノ内線・千代田線)
- 参加費
- 無料
- 登壇者
・酒井啓子氏(千葉大学教授(イラク政治史・現代中東政治))
・栁澤協二(ND評議員・元内閣官房副長官補)
・山口二郎(ND評議委員・法政大学教授)
・司会・コーディネーター: 猿田 佐世(ND事務局長・弁護士)
酒井啓子(さかい・けいこ)
千葉大学教授(イラク政治史・現代中東政治)
東京大学教養学部教養学科卒業。イギリス、ダーラム大学修士。アジア経済研究所入所後、在イラク 日本国大使館専門調査員、在カイロ海外調査員、日本貿易振興会アジア経済研究所参事、東京外国語大学教授を経て現職。
栁澤協二(やなぎさわ・きょうじ)
ND評議員・元内閣官房副長官補
1970年東京大学法学部卒とともに防衛庁入庁、運用局長、人事教育局長、官房長、防衛研究所長を歴任。2004年から2009年まで、小泉・安倍・福田・麻生政権のもとで内閣官房副長官補として安全保障政策と危機管理を担当。
山口二郎(やまぐち・じろう)
ND評議委員・法政大学教授
東京大学法学部卒業。オックスフォード大学セントアントニーズ・カレッジ客員研究員、ウォーリック大学客員研究員などを歴任し、1993年より北海道大学教授。2014年より現職。
猿田佐世(さるた・さよ)
ND事務局長・弁護士
自らワシントンにてロビーイングを行う他、日本の国会議員等の訪米行動を企画・実施。二度の稲嶺進名護市長の訪米行動の企画・運営を担当し、米議員・米政府面談設定の他、米シンクタンクでのシンポジウム、米国連邦議会における院内集会等を開催。