研究・報告

U39 ワークショップ「若者と語る これからの名護 豊かで安心できる暮らしと未来」開催

岸本洋平氏(名護市議会議員/「名護市長選挙」立候補予定者)をゲストに迎え、U39 ワークショップ「若者と語る これからの名護 豊かで安心できる暮らしと未来」を12月10日に名護市「coconova」で開催しました(ND/ゆんたくるー共催)。

当日は名護市の若者が20名程度集まり、率直な意見交換が行われました。

はじめに岸本氏から、出馬に至った経緯や、現在の名護市の課題、名護市の市長を目指す理由や、掲げている政策の中心である「ガジュマルの樹 構想」について話していただきました。

その後、参加者が健康・福祉、子育て・教育、文化・交流、雇用・経済・産業振興、都市基盤・生活環境・自然環境、防災・安全、米軍基地のテーマを設定したテーブルに分かれ、ワークショップを行いました。

名護における課題について参加者同士で意見を交換し、テーブル毎に整理したうえで岸本氏に質問・提案をするという形で進め、車を所有できない若者向けの交通政策、(東部における)水道インフラ整備、辺野古における米軍基地建設について等、これからの名護での暮らしについて切実な意見が多く出されました。

参加者からは、「普段、政治家の方と直接意見交換をする機会が無いので、参加してよかった」「選挙や政治を自分事として考えられるようになった」等の声が聞かれました。

※開催したイベントの詳細はこちらです

 

辺野古をめぐる問題については、軍事・安全保障の視点をも踏まえ、「辺野古が唯一の選択肢」との説明について検証し、辺野古以外の解決法を検討する研究会を重ねてきました。日本の関係者の方々との意見交換はもとより、ワシントンを訪問しアメリカの専門家との意見交換の場も設けるなど、多くの意見も伺いながら総合的な検証を行い、2017年に日米で報告書を発表しました。ぜひご覧ください。

政策提言「今こそ辺野古に代わる選択を -NDからの提言-」はこちら