研究・報告

「核廃棄物及び気候変動対策における高速炉の役割とその含意」

新外交イニシアティブ/ジョージ・ワシントン大学エリオット国際関係大学院共催   
オンラインシンポジウム
「日米の高速炉開発協力を問う」(2023年3月11日)

米国と日本は、高速炉を「次世代革新炉」と位置づけ、官民挙げて開発協力を進めています。

はたして高速炉は近い将来、商業的に成立する見込みはあるのでしょうか。「もんじゅ」の失敗から、私たちは何を学ぶべきなのでしょう。高速炉は核廃棄物や気候変動の解決策として有効といえるのか、そして核拡散にはつながらないのでしょうか—。

この問題に詳しいアリソン・マクファーレン博士(ブリティッシュコロンビア大学)にご報告いただきました。マクファーレン博士の報告資料はこちらからダウンロードいただけます。

動画(日本語)

Video (English)

*この活動は、一般社団法人アクト・ビヨンド・トラストの2022年度助成を受けています。

アリソン・マクファーレン(Allison Macfarlane)

カナダのブリティッシュコロンビア大学芸術学部公共政策・グローバル問題学科教授兼学科長。米国原子力規制委員会(NRC)委員長(2012~2014)、オバマ政権が設置した「米国の原子力の将来に関するブルーリボン委員会」委員(2010~2012)を歴任。マサチューセッツ工科大学(MIT)で地球科学博士号、ロチェスター大学で理学士号を取得。研究関心分野は核エネルギーと核兵器材料物質。核廃棄物処分と処分場立地に関する専門家として知られ、小型モジュール炉(SMR)など次世代原子炉を検討するプロジェクトに携わる。