研究・報告

「日本における中間貯蔵の問題」

【日米オンラインシンポジウム】

アメリカと日本が直面する「核のゴミ」中間貯蔵問題

アメリカと日本が直面する「核のゴミ」中間貯蔵問題

青森県に建設中の六ヶ所再処理工場はこの8月、完成時期が27回目の延期となりました。各地の原発では使用済核燃料が貯まり続け、このままでは原発の運転に支障が出るため、再処理開始まで使用済核燃料をどこかで保管しよう――これが中間貯蔵と呼ばれるもので、その目的は原子力発電の継続と、核燃料サイクル政策の破綻を覆い隠すことにあります。

この問題に詳しい末田一秀氏(「はんげんぱつ新聞」編集長)にご報告いただきました。

末田氏の報告資料はこちらからダウンロードいただけます。

*この活動は、一般社団法人アクト・ビヨンド・トラストの2024年度助成を受けています。

動画(日本語)

Video(English)

末田一秀(すえだ・かずひで)

放射性廃棄物や原子力防災の問題を中心に、長年反原発運動に加わる。全国の反原発運動をつなぐ情報を伝える「はんげんぱつ新聞」の編集長に2022年就任。NGO「核のごみキャンペーン関西」メンバー。元大阪府職員(環境行政担当)。著作パンフ「関電の核ごみをなぜ山口県へ 中間貯蔵施設の問題」。他に共著書「原発ゴミは「負の遺産」」(創史社)、「どうする原発のごみ」(原水禁ほか)、「地方自治のあり方と原子力」(七つ森書館)など。