アメリカの議員に基地による沖縄での人権・環境問題を伝えたい!
ND事務局長の猿田です。
新外交イニシアティブ(ND)の活動をご支援いただきまして誠にありがとうございます。
さて、先日の週刊文春(4月23日号)ではNDが大きく取り上げられました(吊り広告顔写真入り http://on.fb.me/1IvEw54 )。中国から多額の資金を受けているかのような批判記事であったため、気遣ってくださった多くの方からご支援のメッセージをいただきました。ありがとうございました。もっとも、文春に指摘されたような事実はなく、NDは活発に活動をしながらも、常に資金についての問題を抱えています。
この度、新たな試みとして、寄付を募るインターネットサイト「Ready for?」でNDの訪米行動のクラウドファンディングを開始しました(5月31日23時まで)。
クラウドファンディングは、インターネット上で1つのプロジェクトに対し資金調達を呼びかけ、多くの方々からご支援を頂き、支援金の対価としてギフトをお送りするものです。
これまでワシントンで行ってきた米議員等への働きかけの経験を活かし、沖縄で様々な問題に直面している当事者の方々と共に訪米し、アメリカの政策決定にかかわる人々と直接会って声を伝える機会としたいと考えています。
辺野古での米軍基地建設はアメリカからの要求と考える方もいますが、アメリカにはこの建設に異を唱える議員・関係者も少なくありません。2014年に私が稲嶺進名護市長と訪米した際に面談したジェームズ・ジョーンズ前大統領補佐官やジム・ウェブ元上院議員などは、辺野古案に強く反対するとおっしゃっていました。
このように多様な考え方のあるアメリカの政策決定に関わる人々に、沖縄の当事者の方々が直接面談して声を伝えることで、沖縄基地問題に対するアメリカの人々の認識を深めたいと思います。
基地問題を直接審議する外交委員会や軍事委員会に所属する議員や、予算を担当する歳出委員会の議員とも面談し、具体的に法律や予算を変更するよう働き掛けも行っていきたいと思います。ターゲットを明確にし、具体的な働きかけを行うことが、この長く続く問題の根本的な解決になると考えます。
最低目標金額達成のお礼と更なるご支援のお願い
皆さまからのご支援により、最低目標金額の35万を達成いたしました。ご支援・ご協力いただいた皆様に心より感謝いたします。誠にありがとうございます。なお、今回の訪米行動は、ワシントンDCへの渡航費や、翻訳費、報告会開催費などで、実際は150万円程度のコストがかかります。
差額分は自費で賄うため、他の形での資金集めにも尽力しておりますが、あと100万円集まれば、それを行わずに済み、調査やアポ取りなど、訪米行動の準備に専念することができます。
皆さまからのご支援が大きいほど、効果的な訪米活動が可能になります。さらに多くの人に訴えるために、引き続きご支援をいただければ幸いです。
また、Facebookのいいね!・シェアやTwitterでの拡散、ご友人への告知などにもご協力いただければ幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
ご協力いただける方は、ReadyFor?ページをご覧ください。