研究・報告

「アメリカの原子力政策」

新外交イニシアティブ(ND)訪米報告会

アメリカの最新原子力事情と日本(2024年4月22日開催)

米政府は気候変動や対中・露対策を理由に、衰退著しい国内原子力産業の立て直しを図っています。米国の方針は日本の原子力政策にも影響を及ぼします。アメリカの「革新炉」開発や核廃棄物処分の現状、原子力回帰に向けた日米の動きなど、最新のアメリカ原子力事情と日本との関わりについて、大島堅一氏(龍谷大学政策学部教授)にご報告いただきました。

大島氏の報告はこちらからダウンロードいただけます。

*この活動は、一般社団法人アクト・ビヨンド・トラストの2023年度助成を受けています。

 

大島堅一(おおしま・けんいち)

龍谷大学政策学部教授。経済学博士(一橋大学)。環境経済学専攻。高崎経済大学助教授、立命館大学国際関係学部教授、イーストアングリア大学、サセックス大学客員研究員などを経て、2017年4月より現職。消費者庁電気料金アドバイザー、静岡県原子力経済性等検証専門部会委員、関西広域連合協議会委員、環境経済・政策学会理事、日本環境会議代表理事、原子力市民委員会座長等。著書に、『炭素排出ゼロ時代の地域分散型エネルギーシステム』(日本評論社、2021年)、『原発のコスト』(岩波書店、2011年、第12回大佛次郎論壇賞)、『再生可能エネルギーの政治経済学』(東洋経済新報社、2010年、環境経済・政策学会奨励賞)など。